選手監督両面での天才

これまで数々の記録を生み出してきたプロ野球ですが、この人は天才だと思うのは落合博満です。3冠王3度という輝かしい記録を持っている落合氏の現役時代は天才そのものであったと思います。神主打法が独特であり、打点をあげることのできる選手でした。決して体が大きいというわけでもなく、卓越したスキルと自分の考えを押し通す、そして結果を出すことで相手に認めさせる、それは本当にお見事でした。2年連続50本のホームラン、毎年狙うのは3冠王、怪我さえなければもっとよい成績を収めていたと思われます。オレ流という言葉がつくほどの独特な発言と、相手を納得させる短い言葉での発言の強さはさすがと尊敬するものでした。 現役を退いてからは中日の監督に就任していきなり結果を出し続けました。投手王国を築き、岩瀬や浅尾というリリーフピッチャーを育て、いつでも優勝争いにからむチームを作り続けました。うわついたわかったようなことはいわず、すべてわかっていることを確実に言うことができる重みのある説明、そして選手を信頼すること、そのすべてにおいて本当のプロの監督であり、1点のぶれのない野球を見せてくれました。この落合博満こそ天才であり、選手監督両面での最高のプレーヤーです。