内野安打が多いからこそ天才

イチロー選手は日米で安打記録を樹立するなど、安打製造機として名を馳せましたが、一部ファンなどからは「内野安打」が多すぎるという批判の声も聞こえます。そもそも内野安打はそれ以外のヒットに比べて価値が落ちるのでしょうか?例えば、ホームランは何故凄いのでしょうか?ホームランのシーズン記録を持っているバレンティン選手は、チームが最下位なのにシーズンMVPに選ばれました。これはホームランをたくさん打つことが凄いということで、長く王貞治氏らが持っていた55本の記録を超えられる選手が出なかったからです。 つまり、他にそれだけ打てる選手がいなから凄いのです。さて、イチロー選手並に内野安打を打った選手がいたでしょうか?いません。内野安打ばかりであれば、当然シフトによって防がれてしまいますが、イチロー選手は普通のクリーンヒットやホームランも打てるし、内野安打も打てる。だから、高打率を維持してきたのです。内野安打の本数も含めて、他の選手ができないことをやっているんです。 つまり、内野安打の多さは価値を下げるどころか、イチロー選手の偉大さを証明しています。誰も真似できないのだから。「イチローを批判するなら、イチロー以上に内野安打を打ってからにしろ」と言い放った選手もいるくらいですから、プロの中にも認めている選手はいるのです。