孤高の天才バッター

一般の野球ファンからもそしてプロの世界からも天才と呼ばれる男、それが元広島東洋カープの前田智徳です。今は引退してコメンテーター、解説者として活躍していますがそのコメントの節々からも彼の天才たるゆえんがうかがえます。例えば、オープン戦では自分の目を養うがためにあえて、バットを振らないことがあったり、バットへのこだわり、素振りへのこだわりなどを聞いてみるとまさしく天才の考え方という言葉がぴったりです。 成績だけを見て彼を天才という一般の野球ファンが多く存在することはもちろん、なんといってもあのメジャーリーグで活躍するイチローも前田選手のことを天才と言ってはばからないところにそのすごさがあると思います。イチローが前田選手の野球センスを若いころから絶賛していて目指すところもあったというくらいですから。惜しむらくは度重なる故障でしょうか。 足の故障さえなければ、2500本以上のヒットに400本以上の本塁打、盗塁も300以上は記録できていたかも知れません。しかし、この故障を理由にせず、晩年は勝負強い代打としてチームに貢献し続けた姿は若手に背中でプロ野球の醍醐味を教えてきたことは称賛に価すると思います。